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キュウリ栽培順調/ブランド化に意欲/就農2年目の桐木さん/延岡市

【JA延岡】

 延岡市桜ヶ丘の桐木一真(かずま)さん(42)は、11月中旬からキュウリの収穫を始めました。新規就農2年目。昨年に続き今年も順調に生育。連日、日の出とともに同市夏田町の6連棟ハウス(13アール)で愛情込めて育てたキュウリをハサミで手際よく切り取っていいきます。来年6月まで続きます。
 作業は妻の星香さん(36)、父の誠次さん(64)、母の京子さん(65)と家族総出。20センチ(100グラム)を目安に収穫します。午前中に選別から箱詰めまで行い、青果市場や「ふるさと市場」などJA延岡の産地直売所に出荷します。
 桐木さんは測量・設計会社からの転身。義兄の遠田祐星さん(38)の元で1年間の研修を経て2019年に就農。以前から農業に興味を持っていたので就農に迷いはありませんでした。
 昨年は秋に竜巻でビニールが破損する被害を受けました。早々の試練ですが、それ以外は病気等も少なく初めてにしてはまずまずのスタートを切りました。1年を振り返り桐木さんは「研修中とは全然違う。幾度となく壁にぶつかったが遠田さんが的確なアドバイスをしてくれたので無事に乗り切ることができた。心強い存在です」と遠田さんに感謝します。
 規模拡大とともに裏作で野菜の露地栽培を模索中の桐木さん。さらに「延岡産のキュウリをブランドにしたい」と夢は無限大に広がります。


日の出とともに収穫に励む桐木さん

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