キュウリ収穫体験／あぐりスクール閉講

【ＪＡ延岡】

　ＪＡ延岡の2020年度あぐりスクールは12月12日に閉講しました。年6回開催予定が今年はコロナ禍で2回しか開けなかった。参加した11家族22人の親子を前に川原博之副組合長は「今年は寂しい1年だったが、来年はコロナ禍を克服し、1年間通して元気に参加できるスクールにしたい」と来年への意気込みを示しました。
　この日は延岡市夏田町の遠田祐星さん（38）のハウス（25アール）でキュウリの収獲を体験しました。みずみずしいキュウリをその場で試食すると間髪を入れず全員「おいし～い」と大感激。1家族6本をお土産に持ち帰りました。
　遠田さんはお母さんたちのために「固いほど鮮度が高い。色は濃すぎないほうがよい」などと買い物のときに選ぶ基準をアドバイス。
　閉講式では1家族にコメ20キロが贈られました。前回の稲刈り体験で収穫したコメだけに喜びもひとしお。さらに楠田富雄組合長からスナップエンドウ1箱がプレゼントされました。
　長女の愛恵（まなえ）さん（11）と参加した同市新小路の猿渡崇宏さん（41）は3度目の参加。「今年は2回しか開催できなかったので残念だった。このスクールは貴重な体験がたくさんできるので来年も参加したい」と話しました。