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「いちごの日」の1月5日、延岡市大貫町の観光いちご園「いちにのいちご園」は、いちご狩りと同時に「もこもりソフトクリーム」の販売を始めました。イチゴ使用率40%。濃厚ながらも、まろやかで程よい甘さで大好評です。
コロナ禍でいちご狩りが落ち込んだため園主の節賀誠司さん(45)は昨年からソフト開発に乗り出した。「いちご狩り用の新鮮なイチゴをふんだんに使うことができ、納得いくソフトが完成した」。妻の智子さん(37)と2人でピンチをチャンスに変えました。
イチゴ、ミルク、ミックスの3種類。コーンとカップが選べ、大きさも大、中、小があります。大は高さ30センチと超ビッグサイズ。すべてに新鮮な生イチゴ1個をトッピング。お持ち帰りも可能です。
イチゴは同園で育った「さがほのか」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「おいCベリー」「よつぼし」の5種類を使用。それぞれ特徴があり、イチゴあるいはソフトファンにとっては、この上ない喜びです。
ネーミングについて節賀さんは「太巻きの『もこもこ』した感じ。そして『山盛り』なので『もこもり』と名づけました」と好反響に満面の笑みを浮かべます。
こうした前向きな姿勢が、直売や県外発送の急増につながりました。延岡市のふるさと納税の返礼品にも登録した「ふるさと市場」などJA延岡の産地直売所でも好評です。
節賀さんは「現在の栽培面積を10アール増やし40アールにするのが当面の目標。後に続く人のために楽しい農業、儲かる農業を実践し、活気ある地域農業の実現に貢献したい」と意気盛んです。
ソフト販売は正午から午後4時まで。月曜日と金曜日が休み。いちご狩りは午前11時から午後4時まで。要予約。ともに5月上旬まで。
お問い合わせは、同園(080-1536-4202)。