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養鶏農家に消石灰配布/鳥フル対策

【JA西都】

 宮崎県は1月20日、西都市の畜産センターで市内の養鶏農家に消毒用消石灰を配布しました。県は高病原性鳥インフルエンザが続発していることを受け、2月末までに10羽以上を飼養する県内925農場に配付します。
 配布場所には、養鶏農家が次々に訪れ、県やJAの職員が車両を消毒したうえで、用意された1袋20キロ入りの消石灰を754袋配布しました。また、訪れた養鶏農家にウイルスの特徴や感染防止策をまとめたチラシも配布しました。
 今期の緊急対策は、昨年12月に配って以来2回目。今シーズンは、各地で鳥インフルエンザが発生しているため、関係者は危機感を募らせています。
 高アルカリ性の作用により、鳥インフルエンザウイルスを不活性化させる消石灰は、感染予防に効果が期待できます。
 宮崎県児湯農林振興局の担当者は「まだまだ鳥インフルエンザ発生のリスクは高い。今後も気を緩めずに防疫対策を行ってほしい」と話しました。


消石灰をトラックに積み込む職員

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