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- スプレー菊出荷始まる、5品種4万本を予定、JA尾鈴花き部会菊専門部長、河野豊さん
JA尾鈴花き部会菊専門部・河野豊専門部長(46)は、2月中旬からスプレー菊の出荷をスタートしました。都農町岩山地区にあるハウスでは週3~4日、1日2000~3000本のペースで出荷しています。
11月初旬に挿し芽を行い、開花まで3ヶ月半。「温度管理を徹底し、丁寧に育てている。枝ぶりにボリュームがあって花も大きく、いい仕上がり」と自信を見せます。
河野専門部長は、スプレー菊だけで30アール、「マルシェ」「セレモニー」など5品種を栽培。他に白輪菊「神馬」100アールと黄輪菊「光玉」30アールで計160アールと、宮崎県内でトップクラスの栽培面積を誇ります。
1年を通してさまざまな菊を出荷しており、このスプレー菊は3月上旬までで約4万本を予定。続いて「神馬」、春の彼岸向けには「光玉」の出荷が控えます。
「コロナ禍で花き業界全体が厳しい販売状況にある。市場単価も下がっているが、だからといって決して手は抜かない。これまでと変わらず、軸のしっかりした、日持ちのする、花の大きな上質の菊を常に出せるよう、日々努力していく」と河野専門部長は力強く語りました。