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冬の風物詩干し大根とやぐら 日本農業遺産に

【JA宮崎中央】

 農水省は2月19日、日本農業遺産認定を行い、宮崎市田野・清武地域の「宮崎の太陽と風が育む『干し野菜』と露地畑作の高度利用システム」が認定されました。農業遺産認定に向け活動した田野・清武地域日本農業遺産推進協議会は、JA宮崎中央管内の生産者、行政、関係団体等が参加しており、地域からは喜びの声が上がりました。
 田野・清武地域は耕畜連携で土づくりを行い、大根を干し野菜として加工・販売。収益を安定化させるシステムとして約100年前から受け継がれています。また乾燥した冬の風を利用し、やぐらを建て大根を干した「大根やぐら」は、特徴的な冬季景観を形成しています。地域での農業体験や次世代への継承が行われている伝統的なものです。
 同協議会の栗原俊朗会長(JA宮崎中央代表理事組合長)は「二度目の挑戦であった今回は様々な議論や協議を重ねてきた結果。生産者や地域の方、たくさんの方々のおかげであり感謝しています」と喜びました。


大根やぐら

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