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- モラルある行動を、不法投棄やめて、田園環境管理組合、延岡市
延岡市片田町、平原町、塩浜町の農業関係者101人で構成する「片・平・塩田園環境管理組合」は、3町内の市道や農道、水田への不法投棄が相次ぐことからモラル(倫理観、道徳意識)のアップを呼びかける立て看板を設置しました。
同組合は延岡市と土地改良区の呼びかけで2019年に発足しました。田園環境保全が目的だ。組合員は定期的に3町内の道路の清掃や水田の除草、さらには管内を流れる沖田川の堤防の野焼きなども行います。
そんな美化活動とは裏腹に管内では空きビンや缶、ペットボトル、ビニールなどの投げ捨てが一向に収まらないことから2月16日、縦40センチ、横60センチの看板を6カ所に設置しました。
「捨てないで!ここは食の大切な生産地です。農家の皆さんにご協力をお願いします」などとモラルある行動を呼び掛けます。
同組合の三雲治男組合長は「以前から不法投棄はあったが、自転車や犬のフンなど目に余るようになったので看板設置に踏み切った。ガラス破片などもあり、農家の方たちの安全を守るためにも節度ある行動をお願いしたい」と訴えます。