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命の大切さなど学ぶ モーモー教室通して 延岡市川島小児童

【JA延岡】

 JA宮崎経済連や宮崎県などで組織する「より良き宮崎牛づくり対策協議会」は3月3日、延岡市の川島小学校で牛の授業「モーモー教室」を開きました。4年生32人がDVD「追跡!宮崎牛―おいしさの秘密」観賞や宮崎牛のもも肉と肩ロースの食べ比べなどを通して「農」と「食」への理解を深めると共に「命の大切さ」などを学びました。
 同教室は食育と消費拡大を目的に2011年度から県内の小学校を対象に始まりました。今年度は13校を予定。この日で10校目。
 児童たちは子牛が生まれて食卓に上がるまで3年半の年月を費やすこと。この間、多くの人たちの手によって愛情たっぷりに育てられることなどを知り、牛に対する気持ちを新たにしました。
 盛り上がったのは試食会。ジュージューと焼きたてのお肉を口にすると全員「おいしい」と満面の笑みを浮かべていました。川見虹花(にこ)さん(10)は「牛さんが大勢の人から大事に育てられているのが分かりました。肩ロースは硬そうだったけどとても柔らかかったです。これからはいろんな人に感謝してお肉を食べます」と話しました。
 終了後、JA宮崎経済連から人気キャラクター「キティちゃん」のマスクとステッカーがプレゼントされ児童たちは大喜びしていました。


おいしそうに焼肉を頬張る児童たち

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