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- JA尾鈴ぶどう部会栽培講習会 21年産サニールージュ順調 省力化狙いジベ1回処理も
JA尾鈴ぶどう部会サニールージュ専門部は8日、都農町上篠別府にある廣田与志一専門部長(58)の園地で栽培講習会を開きました。部員ら14人が参加しました。
花穂が出たタイミングで行う講習会。廣田専門部長は「今日はジベレリン処理の方法と今後の管理を再確認する。通常2回のジベレリン処理だが、省力化のため1回処理も検討したい。今年も高品質のサニールージュを出荷できるよう、しっかり管理していこう」と呼び掛けました。
児湯農業改良普及センターの果樹担当・迫田剛行主任技師が、基本の花穂管理をはじめ、無種子化・果粒肥大促進のために行うジベレリン+フルメット処理について、サニールージュに適した処理方法を説明しました。
2021年産の生育状況について廣田専門部長は「昨年の台風10号で葉が全部落ちて塩害も発生。影響を心配したが、今のところはない。冬場の休眠期によく冷えたため、芽の出がとてもよく、順調だ」と話します。
JA尾鈴産サニールージは「みやざきぶどうサニールージュ」として県のブランド認証を受けている。専門部では21年度、14人が約2.4ヘクタール栽培。今年の収穫は7月上旬ぐらいからで、出荷量約19トン(前年比126%)を計画しています。