
東臼杵郡市畜産農業協同組合連合会は、3月期子牛せり市から雌子牛のBL(牛伝染性リンパ腫)検査結果の公表を始めました。陰性牛は「ひがしクリーン牛」のタグを装着し、せり場内の多目的掲示板に公表。同畜連の白坂秀喜参事は「購買者からは安全・安心な雌子牛を購買できると好評でした。実際『ひがしクリーン牛』は高値がついた」と手応えを感じています。
検査は雌子牛を対象に実施。任意だが生産者のBL清浄化への意識が高く今回の検査の受検率は95%でした。「ひがしクリーン牛」は、場内掲示板だけでなく、同畜連のホームページにも掲載しています。雌子牛せり市上場時、BL検査結果の公表を始めたのは県内7市場中4番目。3月期子牛せり市は17、18の両日、櫛津町の延岡家畜市場で開かれました。雌302頭、去勢309頭の611頭が出場。平均価格は78万6941円。前回比1万0832円高、前年同期比13万8806円高と高値を堅持しました。最高値は雌143万3300円、去勢138万9300円。
雌子牛のBL検査は3月期子牛品評会および共進会から実施し、陰性牛のみの出品としました。併せて去勢牛の出品は取り止めました。
