
【JA都城】
全国畜産農業協同組合連合会は3月19日、鹿児島県志布志市の(株)サンキョーミートで第11回全畜連都城和牛枝肉共励会を開催しました。これは、都城和牛の銘柄確立と肉質の改善、肥育技術の向上を目的としたもので、今回は全17頭の枝肉が出品。JA都城高崎支所の轟木政昭さん出品の枝肉が最優秀賞に選ばれました。
チャンピオンの枝肉の血統は、父「秀菊安」、母の父「隆之国」、祖母の父、「安福久」で、枝肉重量489.7キロ、ロース芯72平方センチメートル、バラ厚9.8センチ、サシの入りを表すBMSナンバーは12で、枝肉に十分な厚みがあり、また、肉の光沢に優れた美しい仕上がりの枝肉と評価されました。
轟木さんは、「子牛導入時から良く食い込んでくれた。最優秀を受賞できて本当に嬉しい。JAをはじめ、関係機関の方には感謝している。今後もこのような賞を頂けるように飼養管理に励んでいきたい。」と受賞の喜びを語りました。
全体的に、肉質・枝肉のボリュームに優れたものが多く、また、上物率(肉質等級4等級以上)が100%と都城和牛の努力の成果・実力が十分に発揮された共励会でした。
その他入賞者は次のとおり。かっこは支所、支店名。
▽優秀賞=山元正人(高崎)
▽優良賞=丸田隆人(高崎)
