
JA尾鈴青年部は4月中旬から、管内7校の小学生を対象とする「お米学習教室」を都農町・川南町内の水田で順次開いています。
お米はどのようにできるのか、また農業の大切さを子どもたちに知ってもらうため、総合的な学習の時間で毎年行っています。
都農町立都農小学校では13日、5年生45人が近隣の水田で田植えをしました。青年部員らが植え方の注意点を話した後、一列に並んで手植えを始めました。
児童らは、はだしで水田へ。初めての泥の感触に歓声を上げ、はじめはおぼつかない手つきだったが、次第に慣れた様子でした。「一人じゃできない大変な作業だと思った」「服が真っ黒。お母さんに怒られる」と泥だらけになりながらも笑顔でした。
青年部員の黒木豊彦さん(35)は「お米をつくる大変さを知ってほしいのはもちろんだが、みんなでやる楽しさを一番に覚えていてほしい。いつの日か今日の田植えを思い出してくれたらそれだけで十分」と思いを語りました。
また同日、川南小では種播きからスタート。5年生73人が、もち米の種もみ約2キロを育苗箱12枚に播きました。田植えは5月7日の予定です。
