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口蹄疫発生から11年/緊張感を持って防疫を

【JA尾鈴】

 2010年の口蹄疫発生から丸11年を迎えた20日、都農町の牧神社で慰霊行事・献花式が行われ、都農町の河野正和町長、JA尾鈴の本多久巳典組合長をはじめ、生産者代表、JA尾鈴、都農町の職員ら関係者12人が出席しました。
 慰霊行事は、同町で口蹄疫の感染が最初に確認された4月20日に毎年行い、例年約30人が出席していますが、新型コロナの影響で昨年に引き続き出席者を限定して開催しました。
 間隔をとって全員で黙とうをささげた後、畜魂碑に一人ずつ献花し、犠牲となった家畜を供養しました。
 河野町長は「畜産関係者の皆様には、引き続き緊張感を持って防疫に当たってほしい。また、私たちの新型コロナウイルスとの闘いも当分続く。同じく緊張感を持って感染防止対策をしっかりとっていこう」と呼び掛けました。
 口蹄疫によりJA尾鈴管内の都農町・川南町では、牛1万8889頭、豚17万1937頭が殺処分されています。


献花するJA尾鈴・本多組合長

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