
県内の乳牛改良に取り組む酪農家で構成する宮崎県乳用牛改良同志会(事務局:JA宮崎経済連)は15日、宮崎市のJAビルで乳牛改良の成果を発揮するため「宮崎県ホルスタインコンテスト」を開催ました。
昨年本県で開催予定だった「第15回全日本ホルスタイン共進会九州沖縄ブロック大会(全共)」が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受けて開催するもので、都城支部・西諸支部・中北支部から43頭が出品され、別府秀都さん(南部酪農業協同組合)の「TONO 5G ダイアモンドバックバルサ号」が総合一位の「名誉賞」に輝きました。
コンテストは新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため出品牛の写真で行われ、体貌と骨格、乳器などについて、月齢で区分された第1部から第10部までの部門ごとに審査されました。
同志会の谷口俊文会長(JAこばやし)は「全共が中止となり残念な気持ちだったが、コンテストを開催できて嬉しい。コロナの早い終息と今後共進会が開催できることを願いつつ、同志会会員には乳牛改良の意欲向上を呼び掛けていきたい」と語りました。
