
一般社団法人宮崎県酪農公社は4月28日、同公社の畜魂碑前で畜魂祭を開催しました。
神事には職員や行政、各関係機関の代表者ら約40名が出席し、同公社の平島善範理事長(JA宮崎経済連副会長)らが玉串を奉奠。参加者はこれに合わせて畜魂碑に手を合わせ、家畜の霊を慰め感謝の意を表すとともに、同公社事業の発展を祈願しました。
平島理事長は「新型コロナウイルスの感染拡大により、酪農業を取り巻く情勢も不安定ではあるが、畜魂祭を機に多くの家畜に感謝しつつ職員一丸となって頑張っていきたい」とあいさつしました。
同公社では、乳用雌子牛を預かり哺育・育成してから生産者に返す預託事業を行っており、酪農家の飼養管理の負担軽減に取り組んでいます。また優れた和牛受精卵を移植して付加価値を高めて農家へ帰すなど酪農家の経営改善に繋がる事業を行っています。また、搾乳や和牛繁殖も行っており全体で約1,000頭を飼育しています。
