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災害のないシーズンに/普通期水稲苗を配布/JA延岡地域農業振興支援センター

【JA延岡】

延岡市祝子町の(株)JA延岡地域農業振興支援センターは、5月27日から普通期水稲苗の配布を始めました。北方、北川、南方地区など田植えの早い地域から始まり、6月下旬まで続きます。対象農家は約850戸。作付面積は約250ヘクタール。品種は「ヒノヒカリ」が主で、飼料用米「ミズホチカラ」、もち米「クスタマモチ」も配布します。飼料用稲「ミナミユタカ」については6月中旬までに配布する予定です。
 同社では職員10人の他、延岡市シルバー人材センターから派遣された2人の総動員で対応。次から次へと訪れる生産者の軽トラックに苗箱を手際よく積み込みます。
 引取りに来た同市舞野町の内田瀧雄さん(85)は「家族で食べる程度なので栽培面積は20アールほど。子どもたちが毎年新米が届くのを楽しみにしているので元気な間は米作りに頑張りたい。」と笑顔で話しました。
 同社の本田浩司取締役部長は「ここ2年間、ウンカなどの病害虫や台風など自然災害による被害が相次いだ。今年は災害もなく順調に生育することを願っている」と期待を寄せます。

生産者の軽トラックに苗箱を積み込む職員

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