6月期児湯郡市子牛品評会　黒木晶樹さんGチャンピオン

【ＪＡ尾鈴】

　児湯郡市畜産農業協同組合連合会は7日、新富町の児湯地域家畜市場で6月期郡市子牛品評会を開きました。児湯郡管内および西都市から選抜された47頭が出品され、都農町長野の黒木晶樹さんの子牛「なつこ23」がグランドチャンピオンに輝きました。血統は父「耕富士」母の父「秀菊安」母の祖父「忠富士」で2020年8月15日生まれ。
　全国和牛登録協会宮崎県支部は「全体的に発育良好で、品位に富む牛がそろっていた。グランドチャンピオン牛は、輪郭鮮明で種牛性に優れ、幅、張りとも申し分ない」と高く評価しました。
　黒木さんは10年の口蹄疫後に父の照男さんから経営を継承し就農。兼業農家で日中の飼養管理は妻のさゆりさんが行います。初のグランドチャンピオンに黒木さんは「妻の頑張りがあったからこその受賞で感謝している。今後は兼業農家でも増頭できる環境を作り、畜産を盛り上げていきたい」と語りました。
　その他の入賞者次のとおり。かっこ内は地区、子牛の名前、父、母の父。
　▽優等賞＝黒木隆幸（都農、ゆりこ、耕富士、百合茂）、中武康浩（西都、はるな5、耕富士、秀菊安）、津野守利（川南、ふじこ、耕富士、秀正実）、杉尾立吉（川南、すぎお41、耕富士、隆之国）、黒木裕一（西都、ちなつ、和美安、忠富士）、青木真一（都農、しらたき4、耕富士、安福久）