宮崎県農民連盟は18日、第95回代議員会を各支部とオンラインでつなぎ開催し、今秋に実施が見込まれる第49回衆院選の候補者に、いずれも現職の候補者3人の推薦を決めました。第1区は武井俊輔氏(自民、46歳)、第2区は江藤拓氏(自民、60歳)、第3区は古川禎久氏(自民、55歳)。
2022年の第26回参院選の比例代表候補者には、全国農業者農政運動組織連盟が既に推薦を決めている、2期目を目指す藤木眞也氏(自民、54歳)の推薦を決めました。
同会には代議員約100人が出席。推薦した各候補者の政治活動の支援に組織を挙げて取り組むことを確認しました。
令和2年度活動報告・収支決算、令和3年度活動方針・収支予算(案)などを承認した他、「基本農政の確立運動の強化に関する特別決議(案)」も承認され、現場の声を農業政策に反映し推薦候補者の当選を期すため、盟友一人一人の意志を結集し組織一丸となって支援していくことを決議しました。
福良公一宮崎県農民連盟委員長(JA宮崎中央会会長)は「推薦候補者の圧倒的な得票に向け、農政運動を展開する」と述べました。
藤木氏の推薦について、これまで本県を除く全ての都道府県が推薦を決定していたが、今回、同連盟が推薦を決めたことで、全ての都道府県で推薦が決まりました。
会場で推薦状を受け取った藤木氏は「専業農家出身の唯一の国会議員として、地域農業の振興に向けて総合的な政策を構築したい」と決意を述べました。
代議員会の後は、代議員研修会を開催し、藤木氏から農政をめぐる情勢について報告されました。