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水不足から解放 農業用揚水機場が完成 長年の念願かなう 延岡市細見町

【JA延岡】

 延岡市細見町千葉(せんば)の稲作農家でつくる細見地区農地環境保全会と細見生産組合は10日、農業用揚水機場改修工事の竣工記念式典を現地で開きました。地区内の生産者、JA延岡、県、延岡市土地改良区など関係者約30人が出席しました。
 旧揚水機場施設は1965年ごろ細見川左岸に設置されました。半世紀にわたり地区内の農地に水を供給してきましたが、ここ20年ほどは老朽化に伴う故障やポンプ吸水口の川床低下などで取水不足が続いていました。そこで同保全会などが中心となって行政に改修を働きかけてきました。
 住民の熱意が届き昨年11月、用水路の改修と併せて着工、今年5月に完成しました。揚水ポンプの直径は150センチ。吐出量は毎分3トン。受益面積は3.83ヘクタール。
 保全会の安藤宏代表は「長年の念願が叶いこの上もない喜び。関係者の皆様の協力と努力で潤沢な用水を確保できることとなった。これを機に農地集約、後継者育成にまい進し、良質な米作りと増産に努力していきたい」と喜びを語りました。
 JAの楠田富雄組合長は「長い間、用水の確保に苦労しながら地域の農業を支えていただいた皆さんに敬意と感謝を申し上げる。この秋には黄金色の稲穂と皆さんの笑顔で地域が活気づくことを願っている」とお祝いの言葉を述べました。
 通水式では、取水ポンプのスイッチが入れると水田に通じる集水槽から勢いよく用水が流れ出し、歓声が沸き上がりました。

集水槽から勢いよく流れる用水を見学する出席者

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