
JA宮崎経済連は6月22日、(株)ミヤチク高崎工場(都城市)でJA宮崎経済連和牛枝肉共進会を開きました。県内12JAほかから105頭の枝肉が出品され品質を競いました。
肉質は、最高の5等級と4等級をあわせた上物率が99%となり、宮崎牛のレベルの高さを改めて示しました。
グランドチャンピオンは(株)石川牧場(JAこばやし)が獲得し、宮崎牛指定店の大淀河畔みやちくがキロ単価8,640円の高値で競り落としました。
また、今回より新たに、脂肪の融点の低さや食べたときの口あたりに影響を与えるといわれる「一価不飽和脂肪酸(MUFA)含有率」が最も高いものに「脂質賞」として特別賞を設け、川越忠次さん(JA宮崎中央)が獲得しました。
経済連肉用牛課の押川雄三課長は「今回、新たな特別賞を設けたことで更なる宮崎牛の価値基準を上げ、ブランド力向上に繋げていきたい。そして長引く新型コロナウイルスで厳しい状況の中、生産者が丹精込めて作った宮崎牛を是非多くの方に食べてもらいたい」と話しました。
