宮崎県農協青年組織協議会は1日、2021年度JA宮崎県農青協リーダー養成研修会を開きました。宮崎市の本会場と各JAの会場をオンラインで繋いで開催。県内のJA青年部の役員ら101名が参加しました。
組織のリーダーの自覚の向上とJA運動の先駆者の育成ならびに協同意識の高揚を狙いとして隔年で開催しています。
研修ではJA宮崎中央会の三田井研一専務理事が「“競”の時代に“協”を実現するJA青年部組織活動」と題して講演。青年組織の歩みや役割、農政運動の意義を説明し、一致団結した取り組みの必要性を伝えました。
また同協議会の田邊貴紀顧問がポリシーブックの活用について講演。ポリシーブックと活動計画の紐づけやPDCAサイクルによる進捗管理の方法を説明しました。その後各会場では、自組織のポリシーブックの活用・見直しについて意見交換を行い「まずはポリシーブックを全ての盟友に周知し、活動の軸として浸透させなければならない」「ウィズコロナを想定した内容に見直し必要がある」など意見交換の成果を全体に向けて発表し共有しました。
研修を総括し協議会の長渡孝太委員長は「世代を越えて受け継がれてきた青年部活動に誇りを持ち、しっかりと次の世代に繋いでいかなければならない。ポリシーブックについてもPDCAサイクルに基づく進捗管理を確立する必要がある」と話しました。