安全と豊作を祈願　万全のウンカ対策を　新たに五ヶ瀬地区も　延岡スカイサービス　NOSAI宮崎

【ＪＡ延岡】

　水稲防除シーズンを前にＪＡ延岡青壮年部員らで組織する延岡スカイサービス株式会社とNOSAI宮崎は7月9日、延岡市恒富町の春日神社で安全祈願祭を行いました。ＪＡなど関係団体から25人が出席し、無事故と農作を祈願しました。
　今季は7月中旬から9月上旬にかけて24人のオペレーターが無人ヘリ4機、ドローン3機を使い延岡市1200ヘクタール、西臼杵地区160ヘクタールを防除します。通常3回防除が基本ですが、ウンカ対策として要望があればさらに回数を増やす計画です。
　祈願祭終了後、同社の山口裕介社長は「昨年大量発生したウンカの対策として新薬剤を使用する。また今年から新たに五ヶ瀬地区の防除も行う。引き続き適期防除と安全飛行に徹し、地域農業の振興に寄与したい」と意欲的な姿勢をみせました。
　ＪＡの楠田富雄組合長、NOSAI宮崎の山本唯仁組合長はそろって「担い手不足や高齢化で水稲農家からの期待は大きい。体調管理に気を付けて頑張ってほしい」と励ましました。