
宮崎県都農町のワイナリー・株式会社都農ワインは8月3日、2021年度のワイン醸造をスタートしました。ブドウの房から実を取る除梗破砕機が動き始めると、周囲は甘い香りに包まれました。
都農ワインでは地元産ブドウを100%使用しています。JA尾鈴ぶどう部会の「キャンベルアーリー」、「マスカットベリーA」、「サニールージュ」など約197トンを仕込み、ボトル21万本(1本750ミリリットル)を製造予定。仕込みは9月末までの2ヶ月間続く。窒素ガスを使う最新鋭の搾汁機も導入しており、品質アップに力を入れています。
小畑暁社長は「生産者の皆さんには質の高いぶどうを提供しいただいており、今年のワインも味・香り・品質ともに期待できる」と意気込みを話しました。
今年の新酒解禁は10月16日。新酒を楽しむ「ハーベストフェスティバル」は新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが11月17日に予定しています。今年は2年前に仕込んだ熟成ワイン「シャルドネ」のシャンパン500本程度の販売も予定しています。
