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日本一の快挙に感激 フレミズ作文コンクール 賞に恥じない活動を 甲斐亜季さん

【JA延岡】

 JA延岡女性部フレッシュミズの甲斐亜季さん(44)が2021年度「フレミズ活動“わたしの一歩”作文コンクール」で最優秀賞を受賞しました。9月16日の審査会で全国の優秀作品21編の中から選ばれました。日本一の快挙に甲斐さんは「ただただビックリ。信じられない。コロナ禍が落ち着いたら組織の拡充に取り組み、この賞に恥じない活動を展開したい」とさらなる高みを目指します。
 作文のタイトルは「フレミズ活動で地域を元気に」。甲斐さんは地元の延岡市北浦町で北浦町フレッシュミズを立ち上げました。自ら代表として精力的に活動しており、作文はその内容をつづった。「問題意識を持って活動し、創意工夫、チャレンジ精神が伝わってくる」と高い評価を受けました。
 甲斐さんは第25回JA全国女性組織フレッシュミズ全国交流集会(10月27~28日、ウェブ開催)、JA宮崎県青年大会(11月2日、ウェブ開催)、明けて第67回JA全国女性大会(1月19~20日、東京)、第66回JA県女性協通常総会(3月15日、JA・AZMホール)で作品を発表する予定です。
2000年に嫁いで初めて農業を体験した甲斐さん。夫の拓博さん(47)と義両親の手助けで農作業に没頭。今ではトラクターなど自在に操り、一家の重要な存在です。
 現在、WCS(飼料用稲)9.5ヘクタール、たばこ1.8ヘクタールを栽培。さらに母子含め常時15頭の和牛を肥育している。多忙な毎日だが甲斐さんは「最近は子育てが終わってホッとひと息ついたところ。これから先は営農規模を縮小し『量より質』でいこうと考えています」と笑顔を見せます。
 一方でコロナ禍で停滞するフレミズ活動を憂います。「収束したら直ちにフレミズ活動を再開し、仲間と協力して地域を元気にしたい」と闘志を燃やす甲斐さんです。


順調に生育する飼料用稲に笑顔を見せる甲斐さん

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