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- バラの安定した品質と生産を守る バラ研修会開催
宮崎県花き生産者連合会及び宮崎県JA花き協議会は20日、宮崎県総合農場試験場(宮崎市)で「宮崎県バラ研修会」を開催。県内バラ生産者や関係者ら16名が参加しました。
バラはトレンドの移り変わりが早いことから、時代やニーズにあった品種の選定が重要となります。そこで同研修会では、生産技術講習や種苗会社からの情勢報告、新品種情報の提供を行うことで、生産技術の向上・実需者ニーズに対応した生産体制の確立を目指します。
研修では、宮崎県総合農業試験場専門技術センターの職員によるバラの低コスト生産・技術の栽培講習や、種苗会社3社による国内外の産地の動向や販売戦略に関する情報提供、品種紹介がオンラインで行われました。
研修会場には各種苗会社の新品種等が展示され、参加者らは品種の特徴や、発色などについて積極的に種苗会社へ質問しました。
参加した中部地区花き振興会の松浦宗洋部会長は「コロナの影響で昨年から県外に出向いての視察が難しくなっている。今回の研修で新品種の色や形・質を直接確認することができて良かった。研修で学んだことを活かし、安定した品質と生産を守っていきたい」と話します。