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JAはまゆうトレーニングハウス2期生の山田尚紀さん(41)は10月中旬、促成キュウリの定植を行い、順調に栽培をスタートさせました。
栽培面積は13アール。親戚ら8人でポットから苗を取り出し、一つ一つ丁寧に植え付けました。11月中旬に収穫できるよう温度や水の管理を行い、10アール当たり18トンの収量を目指します。
山田さんは日南市出身。2年前まで父親の元で養鶏業を行っていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、新しい道を模索。本県が生産量全国一位で、地元に高い栽培技術を持つ生産者が多い促成キュウリを栽培品目に決めました。
同JAのトレーニングハウスはAPハウス4連棟を2棟、加温機や重油タンクなどを備えており、原則1年間利用できるが、最大3年間まで延長可能です。研修期間中は、同JAの営農指導員や普及センターが定期的に巡回し、JA、行政が一体となり技術や経営指導を行います。
山田さんは「設備が整ったハウスで栽培できることに感謝。高品質な胡瓜の栽培に取り組み、ゆくゆくは法人化も視野に入れ後継者育成にも取り組んでいきたい」と意気込みます。