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新規就農者の門出を祝う

【JA都城】

 JA都城は10月22日、新規就農者の就農を祝う「新規就農者セレモニー」を開催。8月にJAの新規就農者研修施設「トレーニングセンター」に入植し独立就農した山下和広さんの門出を祝うため、JAや関係機関の役職員、研修生受入農家ら13人が集まりました。
 山下さんは、かねてより農業に関心があり、就農を機に会社を退職。その後JA都城管内のキュウリ農家のもとで1年間研修を受け、8月にトレーニングセンターの第2期生として独立就農。既に11月からの収穫作業に向けて準備を進めています。
 トレーニングセンターはは同JAの主力品目である促成キュウリの新規就農者が実際に農業経営をしながら研修する施設。JAが地域農業の担い手確保・育成のために整備しました。ビニールハウスは、APハウス2号改良型4連棟(999㎡)2棟。炭酸ガス発生装置など最新の環境制御技術を備える。2人まで入植者を受け入れることができ、最大2年間利用することができます。
 セレモニーでは、山下さんの就農前の研修受入先であった徳村正一さんが激励。「とてもまじめな人物。農作業ではキュウリの状態をしっかりと見極め、臨機応変に対応できるようにならなければいけない。家族がいる中で就農したからには背水の陣のような気持ちで頑張ってほしい」と話しました。山下さんは「今後栽培や病気等、課題は出てくるとは思うが、関係機関の協力を得ながら、部会の目標でもある反収20トンを目指して頑張りたい」と意気込みました。


セレモニーに参加した関係者ら

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