ぼんちアグリスクールが閉講

【ＪＡ都城】

　宮崎県の都城地域農業振興センター（事務局：ＪＡ都城）は11月4日、4月から約半年間開いた農業講座「ぼんちアグリスクール」の閉講式をＪＡ都北事業所で開きました。式には受講生や関係者ら19人が出席しました。
　同講座は、農業実習や座学、農家研修などを通じて受講生に農業の基礎知識を習得してもらい、農業の楽しさや喜びを感じてもらうことを目的に毎年実施しています。主に農業に興味はあるが農業経験のない人や、自宅で家庭菜園を行っている人などが参加しています。今年は12人が受講し、全13回の講座を修了しました。
　閉講式では、これまでの講座の様子を写真で見ながら振り返り、受講生一人ひとりに修了証書と記念品が手渡されました。
　ＪＡの新地国明常務は、「作物の栽培は大雨や台風など自然災害の影響を受けやすく大変だが、学んだこと活かし様々な作物に挑戦してほしい。そしてゆくゆくはＪＡの直売所などに出荷していただければ嬉しい。何か分からないこと、困ったことがあれば気軽にＪＡに相談してほしい」と挨拶。
　受講生からは「栽培してみて新鮮な野菜は安全・安心だと分かった」や「野菜作りには土が大切だと分かった。土壌診断もしてもらえて良かった」といった感想がありました。