
JA宮崎中央菊部会は11月上旬、販売戦略会議を開きました。生産者やJA職員、県普及センター職員が参加。市場関係4社とリモートで、キクの生産状況や販売戦略などについて話し合いました。
消費地の市場情勢や産地の状況について情報共有し今後の販売につなげるのが目的。同部会からは生育状況や今後の出荷計画を報告し、市場関係者へ販売の強化を強く求めました。
同部会は生産者20人が所属。県外へ周年出荷し、年間に約296万本(令和2年度実績)を出荷します。近年は新型コロナウイルスの影響から葬儀などの需要が落ち込み、価格も下落。重油の高騰も受け、生産者からは冬場の採算が合うか、販売状況や単価に関する不安が高まっています。このため部会では、出荷計画など産地情報の伝達や予約相対販売を積極的に行い、価格の安定化に取り組んでいます。
