
JA都城は11月中旬、都城市都北町の都城地域家畜市場畜魂碑前で、食肉となった家畜の霊を慰める畜魂祭を開きました。JAや行政、畜産農家の代表者ら約18名が出席。神事を行い、JAの久保順一組合長らが玉串を奉てん。家畜の霊を慰め感謝の意を表すとともに、地域畜産業の発展を祈りました。
久保順一組合長は、「畜産がさかんな都城地域で、多くの家畜が人類存続のために貢献していることに感謝しなければならない。都城市は市町村別農業生産額において全国1位となり、注目されている。来年は鹿児島全共も開催されるため、更なるブランド力向上を目指し、地域畜産業の振興に全力を尽くしていく」と挨拶しました。
同地域は、和牛の繁殖や肥育、酪農、養豚などの畜産が農業総生産額の約80%を畜産物が占めます。
都城地域家畜市場では、子牛せり市を年間12回、延べ36日、乳子牛せり市を12日開催。2020年度の販売頭数は、子牛12,510頭、乳子牛2,575頭でした。また、市場開設から現在までの取扱総頭数は、子牛884,602頭、豚1,467,265頭、乳子牛145,071頭、馬7,997頭に上ります。
