
宮崎県のJA都城五十市支店管内でお茶の栽培と製茶をしている大石製茶園出品の「都城 有機 きらり31」が日本茶AWARD2021において出品点数上位20点のみに受賞されるプラチナ賞を受賞しました。日本茶AWARDは2014年より始まったお茶の個性や魅力を引き出す新しい審査法で普通煎茶部門において個人生産者の受賞は県内で初の快挙です。
大石製茶園では都城地域で唯一の有機JAS認証の茶園と製茶工場で安心・安全・美味しいをモットーに生産しています。今回、出品した「きらり31」は宮崎県総合農業試験場で育成され、耐寒性が強く、煎茶かぶせ茶として品質が優れ注目されています。また、茶園にスプリンクラーを導入しており、夏の干ばつや冬の霜害を防ぎ、安定した茶生産をしています。さらに現在ではドイツ、フランスといった海外でも有機認証のお茶を流通しています。近年の日本食ブームの中で有機JAS認証を受けている大石製茶園のお茶は海外での信頼も勝ち得ています。
今回、受賞した大石製茶園の大石春樹さんは「プラチナ賞を受賞でき嬉しい。有機栽培では化成肥料を使用することができないため、有機栽培でお茶を作る先輩方から話を伺ったり、有機肥料をこまめに確認しながら調整したり、お茶の火入れ(焙煎)を何度も試行錯誤したことが結果として繋がり良かった。今後も品質向上に努め、最上位賞である、日本茶大賞を目指して頑張りたい」と笑顔で話しました。
