
宮崎県畜産振興協議会は11月下旬、「第63回宮崎県畜産共進会 第1部乳用種種牛の部」を都城地域家畜市場で開きました。最も優秀な牛に与えられるグランドチャンピオンに輝いたのは、都城市の今山陽一さん出品牛「グローリーナウ テド マダム ブラケン」で、前回大会に引き続き二連覇を果たしました。
また、育成牛の中で最も優秀な牛に与えられるジュニアチャンピオンには、えびの市の川原澄広さん出品牛「KSF ロメオ クラツシュ ミード」が選ばれました。
当共進会(乳用種種牛の部)は、牛群改良を目的に2年に一度開催しています。今回は月齢で区分された第1類から第6類の6部門に計60頭が出場。「ホルスタイン種雌牛審査標準」に基づいて、体貌と骨格や、肢蹄、乳用強健性、乳器を審査しました。
グランドチャンピオンに輝いた今山さんは「2連覇を達成できて率直に嬉しい。昨年都城市で開催予定だった、第15回全日本ホルスタイン共進会がコロナ禍で中止となり残念だったが、家族や仲間と気持ちを切り替えて切磋琢磨した甲斐があった」と喜びを語りました。
団体優勝には、都城地域が選出されました。
優等賞は以下の通り。
第1類首席=浜崎太一(都城市) 同2席=都城農業高校(都城市)
第2類首席=川原澄広(えびの市) 同2席=北別府翔平(えびの市)
第3類首席=川原澄広(えびの市) 同2席=北別府翔平(えびの市)
第4類首席=田中真志(都城市) 同2席=八木涼太(都城市)
第5類首席=川野大輔(都城市) 同2席=浜崎太一(都城市)
第6類首席=今山陽一(都城市) 同2席=田中剛史(都城市)
