
西都市穂北地区の稲作グループは4日、同市穂北地区千田の育苗ハウスで特別栽培米コシヒカリの種子を育苗箱約1500枚に播いた。会員や関係者ら18人が参加しました。
特別栽培米は、種子を温湯で消毒し、使用する農薬や化学肥料を慣行の半分以下に減らして栽培するもの。同研究会は30年以上前から取り組んでいます。
橋口雄一支部長は「安全・安心な特別栽培米を消費者に届けるために、水管理・肥培管理を徹底したい。今年も生産者全員で協力して高品質な米作りに努めたい」と話しました。
同支部では今年度、生産者5戸が約6ヘクタールを作付けする。苗が順調に生育すれば田植えは3月上旬の予定。収穫したコメの販売はJAを通じて行います。栽培にあたっては田植え機やコンバインを共同で使用し、互いに協力しながら安全・安心な米作りに取り組みます。
