
JA宮崎経済連は1月17日から2日間、2022年乾シイタケ初入札会を椎茸流通センター(日向市)で開催しました。生産者代表や指定商社、JAなどの関係者らが参加し、各品柄合計927点の出品がありました。
初日は大御神社(日向市)で祈願祭を行い、関係者らが今年の豊作や価格安定を祈願。初入札会式では、生産者を代表しJA日向椎茸部会の田中久智部会長が「昨年は秋子の不作に加え、コロナの影響で大変厳しい一年だったが、今年も生産者一丸となって生産に励みたい」と力強く語りました。翌日の入札会では指定商社が大きさや形、色や香りなどを吟味し箱ごとの入札が行われ、最高値は1キロ/10,000円で取引されました。
JA宮崎経済連米穀特産課の城井誠仁審査役は「免疫力を高め健康を守るためにも、安全・安心な宮崎県産乾シイタケを多くの方に食べてほしい。今後も価格の安定、安定供給を維持するため、産地JAとの連携を図りながら、集荷体制を強化し、高品質で効率的な生産に力を注ぎたい」と話しました。
本県は栽培に適した風土と気候条件から、全国第2位の乾シイタケの生産量を誇っています。
