完熟きんかん「たまたま」香港でも大好評　香港学生向けオンライン料理教室開催

【ＪＡ宮崎経済連】

　ＪＡ宮崎経済連の香港事務所と宮崎県香港事務所は1月中旬、県香港事務所と協定を結ぶ香港中文大学専業進修学院の学生向けに完熟きんかん「たまたま」をテーマとした食育講座「香港×宮崎オンライン料理教室」を開きました。
　日本の食や文化に関心の高い香港の学生に「たまたま」を知ってもらい、ファンを獲得するとともに食の大切さを考えてもらうのが目的。
　新型コロナウイルスの影響で渡航が難しいことから、宮崎市のキッチンスタジオと同大学をウェブで繋いで実施。野菜ソムリエの資格を持つ経済連の井上亜理沙主査が「たまたま」の歴史や栄養、料理方法を説明。学生らは説明に沿って「たまたま」のスイーツきんかんタルトを作り、試食しました。
　参加者らは「とても楽しかった。キンカンの栄養価が思った以上に高く驚いた。香港のスーパーで売っていたら購入したい」と話しました。
　講師を務めた井上主査は「オンラインでの料理教室は難しさもあったが、楽しい時間を共有できて良かった。キンカンを食べるきっかけになってほしい」と話しました。
　同経済連の昨年11月～12月の香港向けのキンカンの輸出は前年同期比111％となっています。今後も需要拡大を目指し、県と協力し、キンカンの魅力発信を強化します。