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九州版・楽しみながら頑張って いきいき農業塾が開講 24人が受講/JA延岡

【JAのべおか】

 JA延岡は2月中旬、本店大ホールで2022年度いきいき農業塾の開講式を開きました。市内外からを男女各12人の24人が受講。受講生は12月までの11ヵ月間で土壌消毒、施肥、病害虫防除、種まき、苗植え、収穫体験などを通して農業の基礎知識や技術を習得します。
 同塾は担い手育成を目的に1999年度から県と延岡市の協力を得て実施。これまでに延べ796人が修了。うち約2割が「ふるさと市場」をはじめJAの直売所に出荷するなど着実に実績を挙げています。
 楠田富雄組合長は「土作り、種まきなど丹精して育てた野菜が食卓に並ぶのはうれしいもの。暑い日、寒い日もあり、大変だと思うが楽しみながら農業を学んでほしい」とあいさつしました。
 宮崎県東臼杵北部農業改良普及センターの伊木信仁所長も「農業の楽しさ、厳しさを体験しながらしっかりと技術を習得してほしい。修了後は学んだことを生かしてJAの産直市場などでの販売にも挑戦してほしい」と激励しました。
 式の終了後には自己紹介などで親睦を深め、班長を選出。その中から塾長を決めました。
 塾長になった受講生最年少の黒木誠悟さん(40)は市内のスーパー勤務。「農家の皆さんが野菜などを搬入するのを見て農業に興味を持ち『自分でも作ってみよう』と思うようになった。農業は初めてだが、いずれは本格的に挑戦してみたい」と張り切っています。


楠田組合長(前列左から5番目)を囲んで受講生と関係者の皆さんたち

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