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- 九州版・JA西都中型カラーピーマン部会/良質なカラーピーマン生産を目指して/生産者同士で情報交換
JA西都中型カラーピーマン部会は栽培技術向上や病害虫対策、生産物の鮮度維持のため定期的に栽培講習会を開催。栽培管理の確認や部会員同士での意見交換を行っています。
若手部会員で構成するグループは2月9日、「カラーピーマン学習会」を開催。部会員それぞれが表計算ソフトに入力した圃場・一株あたりの潅水量を全体で共有。潅水量と収穫量の相関を分析し、収量を上げるための最適な潅水方法を検討しました。部会員の高齢化等で部会全体の作付面積が減少する中、一人ひとりの収量を向上させ、部会の収量を確保するため昨年始めた取り組みです。
この他、同部会では例年、天敵農薬の普及を図り、有効活用するため「天敵農薬研修会」を開き、天敵農薬の種類や導入の注意点などを研修。今では部会員の9割が天敵を導入し、化学農薬に依存しない栽培に取り組んでいます。
部会員は「勉強会を通じて、他生産者のハウスを視察したり、様々な情報を交換できるため、とても勉強になる」と話しました。
同部会では今年度、管内の西都市・西米良村で36名が約9ヘクタールで作付け。販売量800トンを目指す。関東を中心に全国に向けて出荷しています。