JA宮崎中央会は9日、みどりの食料システム戦略の推進に向け農林水産省との意見交換会をオンラインで開催しました。県内JA・連合会の営農担当職員、九州農政局の職員ら約80人が参加。より持続性の高い農法への転換の推進について意見を交わしました。
農水省は、みどりの食料システム戦略の概要と各施策の内容を説明し、①化学肥料の過剰施肥防止と有機質肥料の使用による土づくり②環境負荷の低い栽培体系への見直し③有機農業の推進が重要としました。さらに、宮崎県で盛んな施設園芸と畜産におけるみどりの食料システム戦略での取り組み内容についても、重点的に説明しました。
出席者からは、補助事業活用の条件確認や、新しい生産技術導入による初期費用軽減などの要請が行われました。
引き続き中央会は、施策の活用・普及を推進するとともに、現場の声が新たな施策に反映されるよう要請活動を行います。