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- リアルタイム診断で迅速対応・営農指導員研修会実施/JA宮崎経済連
JA宮崎経済連は8日、県下JAの営農指導員を対象としたリアルタイム診断研修会を開きました。研修会には、県内4JAや経済連の担当者ら計12名が参加しました。
営農指導員の技術向上を目的に毎年開催しており、リアルタイムに作物体や土壌を診断分析することで、より的確な施肥指導を行い、生産者の収量増加や経費節減を目指します。
研修会では、宮崎県農業支援課専門技術指導担当副主幹の杉田浩一氏よる「土壌・汁液のリアルタイム診断」についての講義後、リアルタイム診断の実習が行われました。
作物体分析の実習ではピーマンやキュウリなどの葉柄から汁液を絞り、硝酸イオン濃度を測定。基本的な機械の操作方法、診断分析をする上での注意点やポイントなどの指導を受けました。その後の土壌分析の実習では、土壌溶液を用いて機器での分析を体験。参加者らは、資料を見て機器の操作方法などを確認しながら実習に取り組んでいました。
経済連生産基盤対策課の担当者は「コロナ禍で研修等はWEB中心での開催となっている中で、実際に機器に触れ、使用方法等を学ぶ機会が得られて良かった。是非現場で活かしていただきたい」と話しました。