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- 第12回全畜連都城和牛枝肉共励会 新村さん最優秀賞/都城
全国畜産農業協同組合連合会は3月18日、鹿児島県志布志市の(株)サンキョーミートで、都城和牛の銘柄確立と肉質の改善、肥育技術の向上を目的に、第12回全畜連都城和牛枝肉共励会を開催。JA都城管内から全18頭の枝肉が出品され、その中から同JA志和池支店の新村良浩さん出品の枝肉が最優秀賞に選ばれました。
チャンピオンの枝肉の血統は、父「耕富士」、母の父「秀菊安」、祖母の父、「福桜」で、枝肉重量571.2kg、ロース芯101平方cm、バラ厚9.9cm、サシの入りを表すBMSナンバーは12で、枝肉に十分な厚みがあり、また、肉の光沢に優れた美しい仕上がりの枝肉と評価されました。
最優秀賞に輝いた新村さんは「近年、牛の肥育のレベルが上がっている中で最優秀賞を受賞することができてうれしい。今回、出品の牛は血統が良く、良いところをしっかりと引き継いでくれた。また、妻の日々の管理があってこその受賞だと思う。今後も妻と牛の観察を行いながら、次の共励会でも良い結果を残していけるよう頑張りたい」と受賞の喜びを語りました。
全体的に、肉質・枝肉のボリュームに優れたものが多く、上物率(肉質等級4等級以上)が100%と都城和牛の努力の成果・実力が十分に発揮された共励会でした。
また、JA都城肥育部会は、最優秀賞に輝いた新村さんの枝肉を直売所ATOMやAコープの29日(ニクの日)や特売日などの目玉商品としてPRを行い、消費拡大に向けて取り組みました。
その他入賞者は次のとおり。かっこは支所、支店名。
▽優秀賞=馬渡芳文(三股)
▽優良賞=轟木政昭(高崎)