JAグループ宮崎は13日、直売所事業を展開する県内JAやJA直売所などを構成員とする「JAグループ宮崎 魅力ある直売所づくり協議会」(事務局・JA宮崎中央会)を設立しました。県下JA直売所の連携を図り、地域活性化の拠点として消費者に喜ばれ、農家所得向上に結び付けられる持続的な直売所事業の展開を目指します。
オンラインで開催した設立総会には、県内JAや直売所の職員ら27人が出席。協議会要領を制定し、事業計画等を決議しました。
設立初年度となる今年度は、県内統一の取り組みとして営農指導部門や関係機関との連携により、農薬の適正使用など、消費者に食の安全を届けるための取り組みを強化します。また、県域のSNSアカウントを開設・活用し、効果的な情報発信を行います。県内の直売所マップも刷新し広報活動を強化します。
初代会長に選ばれたJA尾鈴直販課の阿部泰士課長(同JA直売所・産直おすず村店長)は「切磋琢磨し、県内ファーマーズマーケットを盛り上げていきたい」と述べました。
JAグループ宮崎では2022年4月現在、10JAで16店舗のJA直売所があり、全てが同協議会の会員となっています。