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- 良質なピーマン生産を目指して/グリーンピーマン天敵農薬研修会
JA西都ピーマン専門部会は6月下旬の2日間、児湯農業改良普及センターで天敵農薬研修会を行い、生産者や関係者ら150人が参加しました。
アリスタライフサイエンス株式会社の桃下光敏氏を講師に招き、天敵農薬の導入のメリットや種類、適正な肥培管理などを紹介しました。桃下氏は「天敵導入時に害虫がほとんどいない状態(ゼロ放飼)にしておくことが成功のポイントとなる。観察を続けながら臨機応変に対応してほしい」と話しました。
天敵の導入は、害虫のアザミウマやコナジラミなどに優れた防除効果を発揮するため、果実の食害が減り、秀品率の向上、収穫期の延長による収量アップにつながります。また、防除作業が減ることで労力軽減につながり、生産者から好評を得ています。
参加者は「導入するタイミングや導入前の防除など計画性をもって取り組んでいきたい」と話しました。