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特A目指して 生育状況を確認/JAえびの市

【JAえびの市】

 JAえびの市は22日、管内8か所で水稲現地講習会を開いた。営農指導員と西諸県農業改良普及センターの技術員が巡回し、水稲生産者ら56人が良質なヒノヒカリの生産に向けて栽培管理を確認しました。
 講習会では普及センター農業経営課の若杉佳司主幹が、現在の苗の生育概況や今後の中干・水管理、追肥、病害虫防除を説明。「中干し後は根に酸素を供給するため、間断かん水をしっかりしてほしい」と強調しました。
 自然環境に恵まれた同市は、県内有数の米どころ。同JAではえびの産米のブランド化を目指そうと、2005年に稲作振興会を設立。13年には特A産地化に向けたプロジェクトを立ち上げ、水の管理や収穫時期、乾燥の調整など試行錯誤とデータの蓄積を重ねてきた。その甲斐あって2015年には、えびの市を含む霧島地区「ヒノヒカリ」が県内初の特Aに輝きました。
 今年度も4年連続の特A取得を目指し、技術指導に力を入れます。


講習を受ける稲作農家ら

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