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- にら部会総会 契約率30%目指す
JA尾鈴にら部会は7月下旬、JA本所で2021年度総会を開催。部会員や行政、JA担当者らおよそ30人が出席しました。
21年度の実績は、出荷数量223トン(前年比95%)、販売金額1億5800万円(同101%)、売上単価710円(同107%)となった。8月の天候不順や高温、厳寒期の寒さの被害を受けたが、春先からの気温上昇に伴い3~4月は昨年を上回る出荷量となった。販売面では、10月から気温の低下で需要が高まり、12月は本県産、高知県産の出荷量が落ち着いたことで相場が浮上しました。年末年始分の数量確保の動きもあり2月まで安定した引き合いが続いた。コロナ禍の影響が心配されていたが、蔓延防止等重点措置の解除による飲食店の時短営業緩和などで活発な動きとなりました。
22年度の生産基本方針は、土壌分析結果に基づいた施肥設計や病害虫防除、GAPへの取り組みを掲げた。販売対策では、市場との情報交換を密に取り、週間出荷平準化にも努め、契約率30%を目指します。
甲斐隆功部会長は「天候に恵まれなかったが、各部会員が病害虫防除や品質管理を徹底したおかげで、シーズンを通して順調に出荷することができた。株養成や生育遅れなどの課題についても、改善に向けて取り組んでいきたい」と話しました。
また、成績優秀者の表彰も行われた。表彰者は次のとおり。
◇経済連表彰
▽総売上げの部=甲斐隆功(川南)
◇部会表彰
▽単位収量の部=甲斐隆功(川南)、河野景男(都農)
▽躍進の部=土工市義(都農)、河野真司(都農)