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晩掘かんしょ収量調査実施

【JA串間市大束】

 JA串間市大束は18日、晩掘かんしょの収量調査を実施。県や市など関係機関と合同で各地区に分かれ、従来品種の「宮崎紅」と今年から推進した基腐病に抵抗性のある品種「べにまさり」の収量調査を実施。品評会も行いました。
 調査対象は5月上旬に植え付けた圃場。梅雨の期間が平年より短く天候に恵まれたため、生育状況、色のり、形状ともに良好だった。心配されているサツマイモ基腐病の発生については今のところ少なく、収量も期待されます。
 南那珂農業改良普及センターの上原直人技師は「今年度は生産者の防除対策への取組や気象条件にも恵まれたことで、JA管内では例年と比較し基腐病の発生が少なく感じる。ただし、「べにまさり」でも収穫適期を越えると発生率が高くなることが予測されるため、引き続き早めの収穫をお願いしたい」と話しました。
 今後は、早期収穫に向け「宮崎紅」は貯蔵向け、「べにまさり」は9月からの初出荷に向けて準備を進めていきます。
 JAかんしょ部会では今年、97人が260ヘクタールで栽培しています。


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