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配合飼料等の価格高騰に歯止めを 嘆願書提出

【JA都城】

 JA都城の和牛生産部会・肥育牛部会・酪農部会・肉豚部会の代表者ら6名は8月上旬、JA都城の矢吉照美組合長、都城市の池田宣永市長、三股町の木佐貫辰夫町長に訪問し、配合飼料等の価格高騰に対する対策の実施を要望する嘆願書を合同で提出しました。
 現在、配合飼料価格の高騰を受けて畜産経営は大きな打撃を受けており、畜産業を取り巻く環境は厳しい状況にある。その一方で畜産物の販売価格は流通業、食品製造サイドの影響が強く、生産コストを販売価格に転嫁できない環境が続いている。この状況が続けば、資金繰りの悪化等で廃業せざるを得ない農家が出てくることも予想されることから嘆願書の提出に至りました。
 嘆願書を受け取った矢吉組合長は「このような厳しい状況はすぐに良くなるとは考えられないがJAも対策を打ち出す方針。今後、連合会、行政等の支援策も踏まえて、地域の活性化に向けて積極的に取り組んでいく」と話した。
 同JAは今後も各生産部会と連携を取りながら生産者の所得向上に努めます。


嘆願書を受け取る矢吉組合長と嘆願書を渡す長谷場部会長

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