県下ＪＡ非常勤理事研修会

　ＪＡ宮崎中央会は1日、県下ＪＡ非常勤理事研修会を開いた。オンラインで開催。140名が出席し、協同組合の生い立ちや総合事業の必要性、強みについて理解を深めました。
　研修では各連合会の常勤役員が、協同の力を発揮するための各連合会や各事業の機能・役割・取り組みを説明した。また一般社団法人日本協同組合連携機構基礎研究部長主席研究員の小林元氏が「ＪＡの総合事業と非常勤理事の役割～農業と地域の振興のために～」と題して講演。「ＪＡの強みは、組合員の組織であること。協同組合は組合員が主人公で、顔が見える関係で助け合う仕組み。自分のＪＡのことを知り、自分の言葉でＪＡや協同組合について話せるようになってほしい」と話した。
　中央会の福良公一会長は「生産資材の高騰や経営基盤の確立・強化、食料安全保障に向けた課題がある中、理事としての役割をしっかり果たしてもらいたい」とあいさつ。三田井研一専務は情勢報告で、協同組合の生い立ちや農政・食料安保の情勢、自己改革・経営基盤強化の必要性、県域ＪＡの検討状況について説明し、参加者と情報共有しました。