- ホーム
- 台風14号被害圃場視察/国と県に支援要請
宮崎県の河野俊嗣知事は21日、台風14号の被害を受けた西都市黒生野の今井慶一郎さん(53)の圃場を視察しました。所有する50アールのハウスに定植した、カラーピーマン2700本、グリーンピーマン1800本が浸水のため全滅。11月上旬から収穫予定だった。今井さんは「ハウスを見た時はショックで言葉が出なかった。ハウスが1メートルも浸水するような大きい被害は初めて」と肩を落とす。今後について「このまま栽培を続けても病気が発生するので苗は全部植替え。土作りも一からしなければならない。これからは寒くなり、重油を使用するので経費もかかる」と語った。カラーピーマンは年内の収穫できないようです。
また、JA西都の緒方俊郎組合長は河野知事に国や県からの手厚い支援を要請。河野知事は「ヘリで上空から見たときに、被害の甚大さを感じた。農家の皆さんが今後も安心して農業を続けられるよう、スピード感をもって国と連携して支援対策のバックアップを図りたい」と述べた。