園芸販売70億円へ・園芸振興生産者大会

【ＪＡ西都】

　ＪＡ西都と西都市、市園芸振興協議会、市果樹振興会は8月29日、市内会場で2020年産園芸振興生産者大会を開きました。生産者やＪＡ、取引のある県内外の市場担当者ら約450人が出席。今年度は、野菜や果実、花きの販売計画総額70億円を目指します。出席者は、販売計画額の達成に向け、頑張ろう三唱で結束を図りました。

　19年産の販売総額は60億4200万円（前年比91.2％）でした。

　20年産の販売計画額は、主力のピーマンが24億3600万円（前年比120％）、ハウスキュウリは7億400万円（同112％）、ニラは7億2000万円（同144％）、ズッキーニは5億8050万円（同113％）に設定し、目標販売総額の達成に向けて本格的に始動します。

　同ＪＡの平島善範組合長は「19年産は台風の影響を大きく受けた。令和は農業更生・復興の時代にしなくてはならない。市場から『やっぱり西都は素晴らしい』と思ってもらえるよう、今後も頑張ろう」と力強く述べました。

　大会では食の安全・安心や生産計画達成などの大会決議を採択。また、優良団体、総合高額販売生産者、品目別優良生産者を表彰したほか、青果市場に感謝状を贈呈しました。