JA宮崎中央会、JA宮崎経済連、JAグループ宮崎営農指導員協議会は10月24日、令和4年度JAグループ宮崎営農指導員推進大会を宮崎市内で開きました。JA営農指導員や県普及指導員ら150人が出席。優良事例発表を行い、JA宮崎中央の原田駿哉さんが最優秀賞に輝いた。
同大会は、地域農業の振興に取り組むJA営農指導員が、課題解決に向けた取り組みを共有し、営農指導員の資質向上、組合員の所得向上、地域農業の発展に資することが目的。
優良事例発表では、県内5地区の代表5人JA営農指導員が実践事例を発表しました。
最優秀賞の原田さんは、JA宮崎中央日向夏部会での高齢化対策、消費者ニーズの変化への対応、県外における「日向夏」の認知度向上の取り組みについて発表した。原田さんは、11月に沖縄県で開かれる九州大会に出場します。
また、優良事例発表は宮崎県農協青年組織協議会の役員も視聴し、JA営農指導員の取り組みについて理解を深めた。
JA宮崎中央会が、令和4年度からJAグループ宮崎で取り組む「所得アップPDCA」運動の進め方や優良事例について研修を行った。また、宮崎県が、県とJAグループとが連携して農業者の所得向上と施設園芸の生産拡大のためにデータの有効活用に取り組む「みやざきデジタル施設園芸産地」の構築についての研修を行った。
JA宮崎営農指導員協議会の中西忠美会長が大会決議を行い、JAグループ宮崎の持てる機能を最大限に発揮し、農業所得向上や地域活性化に向けて取り組んでいくことを確認しました。